ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

小説の書き方ブログ。ショートショート作家 R・ヒラサワが自身の作品を用いて詳しく解説。新作随時公開中!

(小説家になりたいと思う人が読むブログ)今回の作品/安全装置、コラム/ストーリーの作り方(前編)

今回の作品/安全装置

 

 

仕事中に起こした事故がトラウマとなり、運転に対する恐怖心を抱えた男は、還暦を前に世界最高水準とされる安全装置を搭載した自動車と出会い、直ぐに購入を決める。その性能はうわさ通りで、快適なドライブを続ける中で気を良くした男は、ついに高速道路での走行にチャレンジするが……。

 

ショートショート『安全装置』の全文はこちら↓↓↓

rhirasawanb.hatenablog.com

 


【CONTENTS】

 

 


テーマからの発想

 

今回のテーマは『自動運転』です。かつて人間の『アシスト』だった自動運転も、今ではどんどん『人間』に近づいてきて、まあありがちなんですが、技術の進歩も発展しすぎたり、その方向性が『ズレ』たらどうなるのか? こういうのは『ネタ』にしやすいので、可能な限りアイデアを出しておいて、ちょっと方向性が違ネタは応用する為にストックするのがいいと思います。

 

 

発想からのキーワード選出

 

自動運転、AI、誤動作、安全、危険、楽、技術の進歩

 


POINT1:タイトル

 

タイトルは『安全装置』です。もちろん、『オチ』に対する『伏線』の意味も含んでいます。

 


POINT2:書き出し

 

 例えば自動車がセンターラインを越えて対向車線にはみ出た場合、そこに相手の自動車があれば、それは正面衝突になる。その場合、双方の出していた速度が合計されるため、相当な衝撃が人体に加わる。事故の中でも正面衝突は死亡率が高い。

 各国の自動車メーカーも安全装置を装備した車種が増えており、衝突を避けるものや車間を一定以上保つものなど様々だった。そんな中、世界で最も安全性が高いと評される車種が登場した。それは、我らが日本のメーカーだった。


今回『書き出し』は、いつもより『長め』にしています。それはまるで真面目なドキュメンタリー番組のオープニングの如く。

これは勿論、オチとの落差をつける為の『仕掛け』なのです。

 

 

POINT3:ユーモア

 

この作品のユーモアは、やはり

『書き出し』→『オチ』への部分ですが、営業マンのつまらないセールストーク


キングコングでも開けれないドア』と『マンモスに踏まれても大丈夫なフレーム』


も、その一つです。この作品で大事なのは、このセールストークが『仕掛け』である事です。このくだりはオチの少し前に再登場しますが、勿論オチの効果を増幅させる『装置』なんですよね。

 

 

POINT4:前半のストーリー

 

過去の事故がトラウマとなっていた主人公は、最高水準の安全装置搭載と評される大衆車の発売を知り、還暦を前にトラウマを克服すべく車を購入する。

 

慣らし運転の為に、近所のホームセンターに向かう。道中で試してみた車の安全性に感動して、思わず声をあげる。

 

 

 POINT5:展開〜オチ

 

すっかり調子づいた主人公は、滅多に乗らない高速道路で快適に過ごしていたが、後ろから猛スピードで追い抜いて来たスポーツカーが事故を起こし、主人公も巻き込まれる。

 

前方の事故現場に突っ込んだ車から投げ出された主人公は、宙を舞い『死』を覚悟したが、実は車の『脱出装置』が作動して、安全な場所へと運ばれていた。

 

 

総合的なポイント

 

物語の冒頭、少しかための文章でスタートしますが、それは主人公が過去の事故によるトラウマを克服しようとする場面があるからです。

一度恐怖を感じた運転から、高速道路に向かうまでの流れをスムーズにする為、上手く主人公の心理を描く必要があります。

 

 

コラム/ストーリーの作り方(前編)


ショートショートにおけるストーリーの作り方です。普段は創作プロセス公開で簡単にご説明していますが、実際の作業はもう少々複雑です。実際のショートショート作品を用いた解説は、次回のストーリーの作り方(後編)でのお話となります。

 

 

 

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Kindle版電子書籍で『売れる本』のサイクル

 

Kindle電子書籍で『売れる本』のサイクル

 


2021.02.28にセルフ出版したKindle電子書籍。そこには、かつてデビュー作を出版した頃とは大きく変化した『電子書籍』の世界がありました。あまりにも拡大された市場である為、出版した本を『売れる本』にするには、それなりの改善が必要なのです。

 

 

【CONTENTS】 

 

 

 

発売から一ヶ月半


Kindleで『セルフ出版』してから一カ月半が過ぎました。最初の一ヶ月だけを比較した場合、前半かなり改善が必要な部分があったとは言え、かなりの伸び悩みでした。何故なら、かつての私の『デビュー作』は実に今回の十倍以上売れていたのですから……。

 

発売から一か月間は、kindle本にとってはとても重要な時期です。実は一ヶ月を過ぎると『新着』ではなくなる為、当然のことながら『新着ランキング』からは外れてしまうのです。

『売れている本』がひしめき合う『売れ筋ランキング』。なかなかここに入るのは簡単ではありませんが、唯一『新着ランキング』はランクインのチャンスがあるのです。要は『スタートダッシュ』が良ければ上位ランクも夢ではなく、それが証拠に私の本は運よく『新着ランキング4位』でスタート出来たのです。理由は簡単で、発売直後に読み放題である程度のページ数を読んでいただいたからなのです。

周りの『新着本』は皆『売上ゼロ』の状態からスタートしていますから、当然早い段階で売れれば上位にランキングされるのです。

しかし、その後は前回の記事通り表紙や説明文の問題もあり、全く販売数が伸びませんでした。その後の改善によってある程度販売数は良くなったものの、ランキングやサイト内検索で上位表示されていたチャンスの時期を逃してしまったのです。

 

 

 

プロモーション活動

 

広く多くの方に本の存在を知ってもらう為には、『プロモーション』が必要です。現在の私に出来るのは『ブログ』と『Twitter』での活動でした。ブログ内では記事を書くごと本の宣伝を入れ、Twitterでの宣伝も多くしました。それと同時に『作家』の方々との交流を増やし、お互いに『応援』する事を活発にしました。特に『作家』の方々は、プロ・アマ問わずプロモーションには協力してくださる方が多く、お陰様で大変多くの方々に本の存在を知っていただく事ができました。

その結果として、『読み放題』での『既読ページ数』が大幅にアップしたり、本を購入してくださる方も増えました。

 

 

その他の改善点

 

読者の方が本を購入されるタイミングにつて考えました。『ブログ』の読者さんや『Twitter』のフォロワーさんは、私が関係している以上、『小説』や『小説の書き方』に興味のある読者の方が多いのですが、その方々は記事やツイートを読むのが目的である場合が大半で、実際の『本の購入』となると、プロモーションはもっと別の場所でも必要だと思ったのです。

 

実際の本の購入は、やはりAmazonです。ここを訪問している方は、基本的に何かを『買う』目的の方が大半です。そして、その中でも『本の検索』をしている方こそが、最も本を『購入してくれる人』なのですよね。プロモーションは、やはりこの方々に積極的にやるべきなのです。

 

 

サイト内でのプロモーション

 

では、Amazonサイト内での『プロモーション』とは、一体どうやるのか?

答えは一つ。

『検索での上位表示』です。

しかし、皆さんご存じの通りで、こんな事は言われなくても分かっておられるでしょうし、分かっていても『難しい』のも事実です。ですから、可能な限り上位に向かう『改善』をしようと思ったのです。

 

 

 

検索ワード 

 

 Amazonで本を出版した時に、最大で7つ『キーワード』を登録できます。これによって、本を探している方に見つけてもらいやすくする訳ですね。ここで参考にすべくは通常の検索時に出てくる『候補キーワード』なのですが、実は最初に私が登録したキーワードは、この候補とあまり関係の無かったものが含まれていて、今回の改善では『候補キーワード』をかなり参考にしました。

実際に入力するキーワードについては、それぞれ出版される本の内容によって随分と変わってくると思いますので、ご自身が普段本を探している時など参考にされると良いと思います。

また、この改善の目的はあくまで『上位表示』なのですが、あまりに検索されている数が少ないと『買っていただける』チャンスも少なくなると思いますので、それなりに検索されていて、それなりに上位表示されそうなラインで、私はキーワードを決めました。

 

 

改善後の結果

 

キーワードの改善後、想定していた通り掲載順位は上がってきました。そして本が売れると『売れ筋ランキング』の順位が『グッと』上がります。それに伴って、通常の検索時の掲載順位も少し遅れて『ちょっと』上がりました。この流れが上手くできれば、『売れる本のサイクル』が少しづつ出来てくるのではないかと、私は考えています。

 

 

 

 

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創作が上手く進まない……。そんな時、『もしも……』と、あてはめるだけ!

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(『習慣』がテーマの作品例)新作ショートショート(20)/習慣

新作ショートショート/テーマ(習慣)

 

 

習慣

 

 

 世界中に未知のウィルスが蔓延してからというもの、知人に会うのも気を使わなければならない。出かける際のマスクの着用などは、当たり前の『習慣』になっていた。他人との余計な接触を避ける為、車の中で会う事にした。

 数年前に勤めていた会社の後輩であるモリタは、家の近くまで迎えに行くからと、近所にあるコンビニを指定してきた。

 雑誌でも読みながら到着を待とうとコンビニに向かう途中『お久しぶりです』と、横に止まった車の窓からモリタが声をかけてきた。私は手を上げ「やあ」と返した。

 モリタは以前のものより頑丈そうになった車のドアを開け、『マエダさん、どうぞ』と、私を迎え入れた。

 するりと体を滑り込ませ、素早くドアを閉める。このところ、周囲の人との接触を避けようとする意識のせいか、隔離された場所には直ぐに飛び込もうとしてしまう。これも最近になってついた『習慣』だろう。

「マエダさん、良かったら上着を後ろに置いてください」

「ああ、そうさせてもらうよ」

 ゆったりとした車内は、モリタの順調な出世を窺わせる。後部座席には上着がきちんと畳んだ状態で置かれていて、相変わらず几帳面な奴だと思った。

 横の空いたスペースに、私は脱いだばかりの上着を置いた。並んだ二着の上着を眺めてみる。私の上着モリタのものより随分大きく見えるが、二人の背丈は似たようなものだったし、私が厚みのある上着を着ている訳ではない。単純にモリタの様に綺麗に畳まない。いや、『畳めない』のだ。

 並ぶとその差は歴然だったが、私にはモリタの様に綺麗に畳む気など起こらなかった。どうせ後から人が着れば、また元の様に戻るのだ。若い頃からの習慣など今さら変える気もないし、基本的に私は『合理主義』なのだ。常に『効率』を考えて行動しているのである。

 モリタと私は性格で言うならば、きっと『対極』の位置にいる。そして、モリタは几帳面なだけではなく、何事も計画的に進めるタチだ。それが証拠に、かつての職場で後輩であったにも関わらず、出世はモリタの方が早く、今では肩書きで追い抜かれているに違いない。

「でもマエダさん、どうしたんですか急に連絡を?」

 モリタは考え事をしていた私の様子を伺いながら、タイミングを見計らって話して来たようだ。

「いや、すまなかったね……。以前、君が会社で使っていた『ソフト』の事で、分からないところがあってね……」

「ああ、マエダさんも使う事にしたんですね!」

 モリタは嬉しそうな反応を見せる。問題の『ソフト』とはメジャーな『表計算ソフト』の事で、作業を自動化するプログラムをユーザーが自分で組み込める。

 モリタはそれに詳しい。プログラミング自体は本来の業務ではなかったが、一緒に働いていた頃は、仕事の効率や精度を上げるのに上手く活用していた様だ。少なくともこの知識が、モリタの出世に有効だったのは間違いないだろう。

 車を運転しながら、モリタはソフトについての説明を始め、分からなかった部分を私は理解する事が出来た。

「今の職場で必要になったんですか?」

「ああ……。まあそんなところだけど。職場って言っても、今は個人でぼちぼちやってるよ」

「個人って……独立したんですか?」

「まあ、そんな感じかなあ」

「へえ、凄いじゃないですか……」

 モリタの表情が一瞬曇った。同じ職場にいた頃、少なくともモリタは自分が周囲の誰よりも優秀だと思っていた様だし、他人が自分より上に来るのを極端に嫌う傾向があった。

 それからしばらくの間、会話が途切れた。しかし、モリタが再び話し始めた。こちらが気持ちを察するのを警戒したに違いない。

「マエダさん、さっき説明したソフトの件ですけど、口頭だけじゃ分かりにくいと思うんで紙に書いておきますよ」

「良いのかい? だけど紙って、今そんな物ここにあるの?」

「ええ、普段からずっと持ってるんです」

 そう言いながら、モリタはB5ぐらいのレポート用紙を取り出す。

「こうでもしなきゃ、会社でいい成績出せないですから……。『習慣』ですよ、習慣」

 時折挟んでくる言葉の端々に、プライドの高さが表れていた。車のルームライトを点け、モリタは『図』と共に、要約した説明文を書き込んだ。相変わらずこの辺りは優秀だと思う。

 折り曲げないようモリタは丁寧に紙を手渡したが、私はそれを無造作にポケットの中へとねじ込む。我ながら雑だとは思ったが、モリタは全く気にしていない様子だった。

「今日はすまなかったね」

「いいえ。また分からない事があったら、いつでも言って下さい」

 モリタが最初に私を乗せたコンビニが見えた。

「ありがとう」

 そう言って助手席のドアを開け、歩き出そうとした時だった。

「マエダさん、上着上着!」

「ああ、そうだ。車内が暖かかったから忘れるところだったよ」

 私はもう一度、後部座席側のドアを開けて上着を取り、モリタに礼を言ってから別れた。その時、少し急いでいる旨を伝える事を忘れなかった。そして車を離れ、直ぐに早足で歩き出す。モリタが内ポケットに財布を入れたまま上着を脱ぐのは、以前からの私が知る『習慣』だった。

 車を離れて最初の交差点を曲がった瞬間、帽子を被り眼鏡をかけ、上着とは全く違う色のジャンパーを羽織った。予め止めておいた自分の車に乗り、数キロ離れた現在の自宅へと向かった。

 あの会社を辞めてから、私は様々な手段を使って、他人の金で生活し続けている。

 忘れたふりをして、自分の上着と共にモリタの財布を抜き取る事ぐらい、実に簡単な事だった。この生活を続けてからと言うもの、『犯行から逃走までの流れ』は、今では私の日常的な『習慣』になっている。

 

 

 

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Kindle版電子書籍で『売れる本』と『売れない本』/番外編

Kindle電子書籍で『売れる本』と『売れない本』

 

 

2021.02.28にKindle電子書籍を出版しましたが、私が出版社を通さない『セルフ出版』をしたのは初めてで、今回の出版で色々と分かった事がありましたので、今後『出版』を予定されている方のご参考にと、記事にしてみました。

 

 

【CONTENTS】

  

『出版社経由』と『セルフ』での著書の仕事の違い


私のデビュー作は『出版社経由』だったので、『編集』や『プロモーション』等は全て出版社の方々によるものでした。しかし『セルフ出版』は、これら全ての作業を著者自身が行います。以下は代表的な作業です。

 
【出版社経由での著者の仕事】

❶原稿の執筆・推敲

❷出版前原稿の最終チェック(編集者でチェック済み)

❸表紙デザインのセレクト(出版社で複数作成のものから選ぶ)

 
【セルフ出版での著者の仕事】(赤い文字の部分が増える)

❶原稿の執筆・推敲

❷原稿の構成・編集

❸原稿の推敲(通常の編集者が行うチェック)

❹出版前原稿の最終チェック

❺表紙のデザイン

❻原稿をデータ変換し、出稿前原稿としてチェック

❼販売価格の決定

❽表紙を含む全ての原稿の出稿

❾出版された本の試し読み動作チェック

➓必要な場合はカテゴリー変更依頼

etc.

 

基本的に、構成・デザイン・チェックなど、一連の作業全てを著書自身が行うと言う事です。詳細については省いていますが、販売価格の決定なども含まれています。

価格について言うと、私の本は相場からすると高い部類に入るかもしれません。特に出版が初めての方の場合、先ずはご自身の事を知ってもらう必要があるので、既に出版されている書籍を参考に決定されると良いと思いますが、価格は抑えめになると思います。


ちなみに私の本の場合、自分自身で設定している『ページ単価』と言うのがあって、これを元に算出しています。基準は原稿用紙一枚あたりの単価で計算しており、今回の書籍が『ショートショート作品集』であった場合、全百ページぐらいの想定なので、販売価格は『作家脳』より三割ほど安い価格になります。(作家脳は約百五十ページ)


一般的な相場として、電子書籍は紙の書籍に対して安価なイメージがあり、実際の販売価格もそうなっている場合が多いです。個人的な意見としては、単に『価格』を安くするのではなく、商品としての『対価』が読者の方に合っているかが問題だと思うのです。

 

 

 本の売れ方

 
私の本の場合、『Kindle Unlimited 対応』としており、これは定額料金で読み放題ができると言うもので、読まれたページ数に対してロイヤリティが発生する仕組みです。勿論、通常価格で販売された本のロイヤリティも加わります。

 

【発売当初】

Kindle Unlimited』で直ぐに読んで頂いた事で、『文学理論カテゴリー』の新着ランキングで『4位』スタートでした。上位ランキングに入ると注目度も上がり、サイト内検索でも表示順位が上がる様です。


【無料DL期間】

勿論の事ですが『無料DL』の販売数が伸びました。その代わりKindle Unlimited』側は止まりました。


【無料DL終了後】

全体的に販売数が伸びていない事と『無料DL』の発売数が想定より少なかった事で『改善』を行いました。(具体的な改善点は、以降の『問題の改善』をご覧下さい』)


【問題の改善後】

Kindle Unlimited』と『有料』販売数が伸びました。特に『Kindle Unlimited』側は、かなり多くのページ数を読んで頂いた様です。その効果もあって、『新着ランキング』では順位が再び上昇して、ピーク時は『3位』まで上がりました。そして、サイト内検索でも表示順位があがりました。しかし、残念な事にその後はどんどんランクが下がってゆきました。要は販売数が伸びなかったのですね。

 

 

【プロモーション】

『出版社経由』での販売の時は、出版社HPだけの販売でしたが、多くの方が訪問されていたので、販売数も結構伸びていました。しかし、今回は『セルフ出版』です。プロモーション等は全て自分やらなければなりません。


販売しているのが『Amazon』のページですから、訪問者の人数はとんでもなく多いのですが、電子書籍の販売数もまた同様で、新刊もどんどん出て来ます。ですから、周囲の書籍に埋もれてしまわない様、プロモーションが必要なのです。

 

 

問題点の改善


発売が伸びなかった原因について、既に出版経験のある方のお話しを参考にしたり、自分自身で考えてみたりと、何点か改善した部分がありますので、今後出版を予定されている方のご参考になればと思います。

 

【問題点の改善】

販売数が伸びなかったので、サイト内での自身の本を見直し、改善する事にしました。今後出版を予定されている方のご参考になればと思います。

 

❶表紙

ブログでの『書籍発売記事』を直後から読んで頂いた方はお気付きかもしれませんが、表紙は販売後に『更新』しています。Amazon Kindle本は『更新可能』なのです。紙の本ならこうはいきません。具体的な改善点を順番にご説明します。

 


【タイトルの文字を大きくした(文字の縁取りを無くした)】

スマートフォンAmazon検索画面を見た時に、サムネイルでもタイトルが読める様にしました。元々の表紙では、文字が小さかった事に加え『縁取り』がありました。

『縁取り』は本来、文字を目立つ様にする筈なのですが、今回は逆効果でした。

『作家脳』と言う、ただでさえ抽象的なタイトルなのに、読めないとなれば誰も見てはくれません。

 

【更新後のタイトルを入れた】

元々のタイトルは、『作家脳 R・ヒラサワの~Novelist's brain~』

でしたが、これに以下の文を加えました。そして、表紙にもいれることにしたのです。


 『書ける脳』は、どのように作られたのか?

 


❷説明文

次に『説明文』です。これは、読者の方が実際に私の本を選んでくれた場合、説明文を読む場合があります。この説明文ですが、普段見えているスペースだけでなく、実はもっと多くの文章が書けるのです。私はその事を知らずに見えているスペースに入る簡単な文章だけにしていたので、これでは本のアピールにはなりません。


『試し読み』の機能があるので、きっと読んでもらえると思っていたのですが、これは人それぞれなので、他の部分にも内容を書いておいた方がいいでしょう。

 

更新のタイミング


内容を更新した場合、それが反映されるのに二、三日『試し読み』は一週間程度かかりますので、プロモーションのタイミングと合わせて考えた方が良いですね。

私の場合、更新をプロモーションの最中に行ってしまった為、せっかく本のページを見に来てくれた読者さんが、『試し読み』を出来なかった可能性があります。

 

 

 

『売れる本』と『売れない本』


本の内容が良いのは大前提ですが、これは読者の方の為になる様、著書の方が書いているのであれば、その先は読んだ方によりで、ジャンル的にどのぐらいの人がそれを求めているかと言う様な、他にも様々な要素があります。

ただ、せっかく良い内容の本を出版されているのに、人の目に留まらなければ勿体ないと思います。最低限、以下の内容については注意された方が良いでしょう。


●興味が湧く表紙デザイン

●本の内容が伝わるタイトル

●可能な限りサブタイトルも付ける

●サムネイルでも読める文字の大きさ

●本の『説明』欄にアピール出来る内容をわかりやすく書く

●価格設定は相場も考慮して慎重に決める

●著書ページに経歴等をしっかりと書く


その他、著書側で出来る事ではありませんが、


Amazonおすすめで順で上位表示される

●良いレビューをもらう


この記事を書いている段階で、私の本にレビューはまだありません。(泣)

しかし、これも今の段階ですが、おすすめ順だけはなかなか良い場所に居て、ショートショート 書き方 Kindle』での検索ではかなり上位に表示されています。(その割に販売数は伸びていませんが……)

 

他にも色々な要素がありますが、もしも今後出版をされる方は是非色々と情報を集めて、せっかくの著書なので広く多くの方に内容を知ってもらって、ご自身の『思い』が届く環境を作ってください。

 

 

 

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(小説家になりたいと思う人の書き方・手法)コラム/ショートショート・オチの作り方(後編)

コラム/ショートショート・オチの作り方(後編)

 


ショートショート作品で『オチ』を作る場合、『面白い結果』である事は勿論ですが、先ずは物語に対する『結果』がベストなのかと言う事に加え、『見せ方』は最高の状態になっているかが重要です。少なくとも『公開時』にはご自身の中で『最高の状態』に仕上げなくてはなりません。

 
矢印(⬆️)は主人公の状況や気分の状態を表しています。

基本的には、下げ・下げ、上げ・上げ、大下げです。


【ご注意!】

以降の解説には『オチ』の『ネタバレ』を含んだ箇所があります。まだ作品を読んでいない方、本来のショートショートとして楽しみたい方は、先にリンク先『全文』をお読みになられる事を、お勧めします。

 

【CONTENTS】

 

 


狙いとは逆の効果【空振りバット】

 

この物語は、主人公が高校生時代に同級生に抱いていた『劣等感』を、社会人になって再会した時にまで感じる事になり、なんとか立場を逆転させようと企てるお話です。

ショートショート『空振りバット』の全文はこちら↓↓↓

rhirasawanb.hatenablog.com

 

 
❶【何でも出来る同級生に感じる劣等感】

   ↓ ⬇️

❷【社会人になって再び感じる劣等感】

   ↓ ⬇️⬇️

❸【同級生の失敗を誘発する企て】

   ↓ ⬆️

❹【企ての一時的な成功】

   ↓ ⬆️⬆️

❺【企てが仇となり更なる劣等感】

      ⬇️⬇️⬇️

 

❶❷

主人公の同級生に対する劣等感は、社会人になって薄れるかと思いきや、再び感じる事によって、より強いものになります。

 

❸❹
細工したバットの企てで、主人公の気持ちが上昇し始め、その成功によって最高の状態を迎えます。

 


オチで再び底辺に下降しますが、これまでの事が加わって、

【最高→最低】の流れが出来るのです。

 

 

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他者による意志の誘導【秘密】


この物語は、四十半ばの主人公が忘年会で急接近した事務員と不倫関係になり、やがて本妻との別れを決意するお話です。

ショートショート『秘密』の全文はこちら↓↓↓

rhirasawanb.hatenablog.com

 
❶【半年前に入社した事務員と急接近し、やがて不倫関係になる】

   ↓ ⬇️

❷【本妻とは結婚して十五年経っており、既に倦怠期を迎えている】

   ↓ ⬇️⬇️

❸【事務員も夫との関係が良くない事を聞かされる】

   ↓ ⬆️

❹【主人公は事務員に心を奪われ、本妻との別れを決意。離婚を切し、無事に成立】

   ↓ ⬆️⬆️

❺【本妻と離婚後、事務員との関係を続けるが、その後破局となる。事務員は本妻が依頼した『別れさせ屋』だった】

      ⬇️⬇️⬇️

 

この作品での矢印は、主人公と本妻の関係を表していますが、背景に『事務員』の存在が加わっています。

 

❶❷

事務員の出現により、本妻との関係の悪さが目立ち始め、より気持ちが動き始める事によって、夫婦間の倦怠期を強く意識する事になります。

 


不倫相手だった事務員も、夫との関係が良くない事を聞き、互いに別れる方向性が視野に入ってくる事で、気持ちが上昇し始めます。

 


そして、主人公にとっての最難関である本妻との離婚話が、思いの外スムーズに成立する事で、気分が最高の状態に達します。

 

事務員がいずれ離婚すると期待して、本格的に交際を始めた主人公は、結果的に事務員とも破局になり、全て失う事で

【最高→最低】の流れが出来るのです。

 

 

推測と異なる背景【ゼロ円サービス】

 

この物語は、主人公の元に届いた案内葉書の通り、無料サービスを受けに行きますが、その間ずっと怪しげな勧誘を受けるのではと疑いますが、結局なにも問題なく家に帰る事が出来た、と言うお話です。

ショートショート『秘密』の全文はこちら↓↓↓

rhirasawanb.hatenablog.com

 


❶【主人公の元に無料サービスの案内葉書が届く】

   ↓ ⬇️

❷【慎重な主人公が妻に相談すると、行く事を促す返答】

   ↓ ⬇️⬇️

❸【実際にサービスを受けながら質問を繰り返すが、本当に無料なのだと納得する】

   ↓ ⬆️

❹【無料である事に安心し、主人公は気に入った担当者に、日頃の愚痴を聞いてもらう】

   ↓ ⬆️⬆️

❺【主人公には内緒だったが、実は妻が申し込んだ新手の『愚痴聞きサービス』だった】

      ⬇️⬇️⬇️

 

この作品での矢印は、主人公の『無料サービス』に対する不信感を表しています。


❶❷

疑り深い主人公は妻に相談し、サービスを受ける事を促されますが、不信感は増すばかりです。


サービスを受ける最中、何度も繰り返す質問に答える担当者を見て、『無料』である事を徐々に信頼し始めます。


無料である事をすっかり信じた主人公は、担当者に好感を持ち、安心感から日頃の愚痴まで聞いてもらい、信頼・気分共に、最高の位置に達します。


主人公にとっては最高の気分でお話は終わりますが、これは妻が依頼した新手の『愚痴聞きサービス』だったので、いわゆるショートショートのオチとしては

【最高→最低】

と言う流れになります。

 

 

ショートショートの書き方』を、作家の視点で詳しく『超解説』‼

 

 

そして最後に

 

ショートショートのオチは、落差をつけるのに単に上げてから下げるではなく、

一旦下げて、最高の位置まで上げて、最低の位置まで下げる。この構成が確立された時に最高の面白さを発揮出来るのです。

 

 

次回は、ショートショート『安全装置』の創作プロセス公開です。

 

 

 

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(小説家になりたいと思う人の為のまとめ記事)番外編/まとめ記事8

番外編/まとめ記事8

 


小説の書き方に関するコラムのまとめです。ショートショート作品ではなく、記事をメインで読みたい方の為にまとめてみました。

コラムのメインとなる後編のみを五記事掲載しています。

 

【CONTENTS】 

 

 

 

作品内における『のりツッコミ』

 
小説内における構成の中で、特にユーモアを含む部分では、先ず『フリ』があり『回収』があります。これを今回は『のりツッコミ』と表現していますが、これらの役割は『笑い』『リズム』『伏線』と様々で、そんなお話の回です。

rhirasawanb.hatenablog.com

 

 

 

物語のきっかけ

 

言うならば『アイデア発想法』となりましょうか、物語を書くには何かしら『きっかけ』がある訳で、日常の様々な所にアンテナを張り巡らせ、こうした『きっかけ』を自ら作る事は大事ですね。そんなお話なんです。

rhirasawanb.hatenablog.com

 

 

 

理由のある動き

 

物語の中の人物は『動き』ます。勿論、勝手に動く訳ではありません。しかし、その動きを決めているのは『作者』である訳で、構成や展開を踏まえて的確な『動き』をつけなくてはなりません。今回は、そんなお話です。

rhirasawanb.hatenablog.com

 

 

 

 

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上手い表現方法

 

物語を書く上で『表現』はとても大事です。同じ文字数を使って、どれだけ多くの事を上手に読書の方に伝えられるかは、作家の腕にかかっています。この回では、その辺りを解説しています。

rhirasawanb.hatenablog.com

 

 

 

余計な文章

 

要するに『省略出来る文章』の事ですね。

『会話文』などでは、特にみられる傾向があって、特別な理由がない限りカット出来る部分は上手く削らなければなりません。

この回の解説です。

rhirasawanb.hatenablog.com

 

 

 

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(小説家になりたいと思う人が読むブログ)今回の作品/タイムカプセル、コラム/ショートショート・オチの作り方(前編)

今回の作品/タイムカプセル

 

 

しばらくの間、離れていた地元に帰ってきた主人公は、街中で小学校時代の同級生に偶然出会い、近々予定している同窓会への誘いを受ける。しかし、地元を離れていたのには事情があって躊躇するが、当時の憧れだった女子が来ると聞き、出席を決めるが……。

ショートショート『タイムカプセル』の全文はこちら↓↓↓

rhirasawanb.hatenablog.com

 


【CONTENTS】

 

 


テーマからの発想

 

今回のテーマは『同窓会』です。

同窓会と言えば、もちろん学生時代の仲間に再会する様なパターンが多い訳ですが、個人的に何故か『小学校時代』辺りを想像してしまいます。別に『中学』でも『高校』でもいい筈なのに、何故か『小学校』。単純に、会った時の変化が大きいから、そんな期待を無意識にしているんでしょうかね?

 

 

発想からのキーワード選出


学生時代、初恋の人、友達、成長、変化、タイムカプセル、担任教師

 

 

POINT1:タイトル


タイトルは『タイムカプセル』です。実は小学生の頃に学校でタイムカプセルを埋めたのですが、私はその後引っ越してしまったので、おそらく誰も連絡先を知らず、同窓会自体があったかどうかも知りません。もしもあったのならば、きっと学校に埋めたカプセルは、みんなで開けたのではないかと思っていて、私の中できっとずっと気になっているんでしょうね。

 


POINT2:書き出し


「サユリちゃんも来るよ」

 小学校で同級生だったコンドウが言った。同級生と言っても、私達は今年でもう三十二歳になる。街で偶然にあったコンドウが私を見つけて、同窓会に誘ってきたのだ。

 卒業から二十年。このクラスでは初めてになるそうだ。


書き出しで、主人公とコンドウの関係は明らかになります。しかし『サユリちゃん』は、はっきりとしません。ですが、ここまでの話の流れ上、おそらく主人公が好きだった相手ではないか? と言う想像はつきますよね。

この様に読者の方に前もって、ある程度の情報を開示しておくのは、読んだ人に何かしらの期待を持たせる効果があります。

これによって得られるのは、例えば作中に『ミスリード』部分があった時、これらに気付くタイミングを遅らせる効果などです。

人は、事前に気になった事があった場合、その事が解決しなければ、なかなか落ち着く事が出来ません。ある程度、その答えに時間を要した場合、その先に『オチ』を持ってくるのです。

 

 

POINT3:ユーモア

 

私の順番は、なかなか回って来なかった。私は子供の頃からずっとくじ運が悪く、まさかと思ったが、やはり最もインパクトの強い『最後』だった。

 

様々な場面で、運の悪い人というのは存在するもので、主人公もその一人です。この様なタイプの人は、ユーモラスですし、これはオチへの伏線にもなっているのです。

 

 

POINT4:前半のストーリー

 

街中で小学校時代のクラスメートに偶然出会った主人公は、当時のクラスでの同窓会を開催するからと誘われたが、事情があって姿を消していた為、参加を躊躇ためらっていた。

 

主人公のためらいの原因は、借金問題で身を隠していた為だったが、今は完済していたし、当時の憧れの女子が参加することや、小学校の卒業前に埋めた『タイカプセル』の事も気になったので、参加しようと思い始めた。

 

 

POINT5:展開〜オチ

 

参加を決めた同窓会では、そのメインイベントとして、最後に『タイムカプセル』を開ける事となり、皆が一埋めた『未来の自分』への手紙を、順に読み上げる事になったが、くじ運の悪い主人公は最も注目の集まりそうな、最後に読み上げられる事になった。

 

子供の頃から『前借り』をする癖のあった主人公は、未来の自分もお金に困っているだろうと、手紙と一緒に当時のお札の『二千円』が出て来た。

 

 

総合的なポイント

 

書き出しから登場している、かつて主人公の憧れの人であった『サユリちゃん』。主人公が同窓会への出席を決める、大事なキーマンなのですが、もう一方で『ミスリード』の『牽引者』でもある訳ですね。

主人公との関係を考えると、勿論オチに関係するかと思いきや、実は直接関係が無い。

ショートショートでの『ミスリード』で最も効果を発揮するのは、冒頭での登場です。読者の方にスタート時点から印象を与えながら物語が進みますので、後は本線への『オチ』に、さり気なく『バトンタッチ』すれば良いのです。

 

 

コラム/ショートショート・オチの作り方(前編)

 

『オチ』は、ショートショートにとって、とても重要なものですが、単純に『起承転結』の先に配置されていればいいと言う訳ではありません。一つの作品の中で、他の構成部分に様々な『仕掛け』を作り、ラストで最大限の効果を引き出すのです。

そんな『オチ』についての詳しいお話は、次回のコラム/ショートショート・オチの作り方(後編)にてお話ししたいと思います。

 

 

 

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