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小説・ショートショートの書き方ブログ

(小説の書き方の基本を公開)コラム/作家を目指す方へ(後編)

コラム/作家を目指す方へ

 

『作家』を目指す事は、何も悪い事ではないと思います。デビュー時期についても『遅咲き』の方が、他の分野と比べて割合が多い方だと思いますので、チャンスを掴める期間も長いのではないかと思います。

大事なのは『実生活に支障をきたす事が無い範囲での活動に留める』事だと思います。

そして、何処かの段階で『方向転換』を考える時、何を基準にどう判断するのか。

方向を決めるのは本人です。しかし、何かしらその判断を下すための基準のようなものが必要ではないかと思います。

私がこれまでの経験で得た事ついてお話しする事で、少しでも参考にしていただければと思います。

 

 

【CONTENTS】

 

 


作家に必要な才能を把握する

 

『書く事』や『読む事』が好きだと言うのは、作家としてあった方が良いのですが、これは一般の方の趣味などの範囲と同様に考えた方が無難でしょう。

例えば現在、ご自身が何かの職に就いていた場合、先述の様な事が当てはまるでしょうか? 少なくとも私の場合、好きな事と得意な事は同じでありませんでした。

分かり易い例として『読む』ですが、作家としての『読む』は『書く』為の研究であり、通常の『読者』としてのそれとは全く別物なのです。

私は特に気になった本を二回読む事にしています。まず一回目は、普通の読者として、楽しめたところや少し気になった事など、そのあたりを中心に読みます。

二回目は作家として『設定』『構成』『セリフ』『キャラクター』などをチェックしながら読む訳です。

読み返しも多くなり、かなりの時間を要しますので、とても作品を楽しむ事など出来ません。

私の経験上、これは必要だと思う事をまとめた記事があります。

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どこまで頑張るのかを把握する

 

『作家として何が必要か』という事に対して、今後習得すべき目標を立てる場合、先ずはご自身の立ち位置を把握する必要があると思います。

ある項目に対して、あと少しで到達出来るのか、或いは死ぬ気で努力が必要なのか。最も大事なのは、足りない部分を埋める事が『出来る』か『否』かだと思うのです。

極論を言えば、どちらのタイプの人も到達は可能なのです。足りない部分をちゃんと補う事が出来れば良いのです。

ただし、全ての人に言える事は、使える時間はそれぞれで、なおかつ限りがあると言う事です。この時間の配分こそが、実生活に支障をきたすかどうかの判断基準だと思います。

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出版について把握する

 

原稿は多少手直しがあっても、先ず書いた物がなければいけません。どれだけ技術があっても、書けなければ始まらないのです。こんな事は当たり前だと思われるかもしれませんが、実は作家志望の方に多く見られるのが、この『書けない』人達なのです。

作品に強いこだわりがあったり、書きたいものしか書かない。私は『売れる作品書いて下さい』などと言う気はないので、それで良いと思います。

私はネット上の、出版権をかけたショートショートコンテストで最優秀賞を逃したのですが、その後出版社に原稿を送り続けて、電子書籍を商業出版する事が出来ました。

その後は、出版社の依頼でコラムを書いたり、編集担当の方から紙媒体の新刊へのトライアルなど、チャンスがあったのに上手くいきませんでした。

どの様な作品を書かれるのかは、個人の自由だと思いますが、『作家』を目指す以上『出版』について知って頂いている方が良いでしょう。

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そして最後に

 

『作家』と呼べる線引きは色々ありますが、私は最低限『商業出版』としての出版物を出すラインのクリアは必須だと思います。『自費』や『共同(協力)』も出版ですが、『商業出版』は一般的に出版社が費用の全額を負担するので、基準とされるセールスの見込みが必要となり、一定基準の審査をクリアしなければなりません。

書きたいものを書き、いつの日かそれが認められるとの思いで進められるのも結構ですし、その日が来る場合もあるでしょう。ただし、その方法を選ばれるのであれば、それなりの余裕と覚悟が必要になりますので、どうか慎重にご判断願います。

 

 

 


次回は、ショートショート『優秀な新人』の創作プロセス公開です。

 

 

 

 

 

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