創作の動機/超予測変換
ショートショートの創作プロセスを、その『動機』に絞って公開するものです。深くそれを知ることで、ご自身の創作時のヒントにして頂きたいと思います。
今回の作品は『超予測変換』です。
【CONTENTS】
過去の出来事
パソコンやスマートフォンの文字入力は、現在全てローマ字入力で行なっているのですが、パソコンを始めて少し経った頃『ブラインドタッチ』をしばらく練習したのですが、なかなか上手く出来ず、結局は断念する事になりました。
それ以前に、一時期作詞や作曲に興味を持った時期があって、シンセサイザーを二台持っていたにも関わらず、まるで上手く弾くことが出来ませんでした。要するに、私は指を軽やかに動かすのが苦手なのだと、そう言う自覚がある為、推敲では特に『ミスタッチ』は入念にチェックしなくてはいけないと常々思っているのです。
そんな私が、最近随分とお世話になっているのがスマートフォンなどの『予測変換』です。予め単語が用意されるのは、ミスタッチの防止にもなりますし、意味が通じる候補が出される事によって、『誤変換』の防止になる事もあります。
しかし、便利さを感じる反面、何処かアプリにリードされている気もして、もしもこのまま人が誘導されたらどうなるだろうと思った事があるのです。
抽出されたネタ
【五〇四号室】【予測変換】【アプリ】
この時のテーマは『五〇四号室』でした。
今回の様に数字がはっきりしていて、尚且つ部屋番号の様なテーマであった場合、いかにしてイメージを崩すかがポイントになります。
オーソドックスにイメージ通り作るのも一つの方法ですが、それを捻る事によって、新たなアイデアが出る場合もあります。
では、今の自分が小説を書いている状況をネタにすれば? テーマがあるけど、書くのに困っている。アプリの助けを借りる様な流れ。
kindle unlimitedで1日に1000頁以上読まれた人気の指南書です。
創作が上手く進まない……。そんな時、『もしも……』と、あてはめるだけ!
先ずは『試し読み』をどうぞ↓↓↓
創作の開始地点
主人公は小説を書いている。テーマが出され、それに合わせて書いたものを月に一回ペースで応募する。それは最近の習慣だった。
小説を書くのはスマートフォンがメインだったが、『超予測変換』というアプリによって、執筆ペースがどんどん上がる。
変換機能は抜群で、それはやがて、書く人をリードし始める。途中まで書いては変換候補に現れた文字を頼りに、物語を繋ぎ合わせる。出来上がった小説は、徐々に入選し始めるが、これは決して主人公の実力ではない筈だ。アプリに導かれるままに書き進めた物語の終着点は一体何処なのか……。
ショートショート『超予測変換』の全文はこちら↓↓↓
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