創作の動機/虹色
ショートショートの創作プロセスを、その『動機』に絞って公開するものです。深くそれを知ることで、ご自身の創作時のヒントにして頂きたいと思います。
今回の作品は『虹色』です。
【CONTENTS】
過去の出来事
子供の頃に自分が目にするものは全てが新鮮で、様々な事に興味を持ったものです。その中でも、しばらく私が興味を持ち続けたのは『シャボン玉』でした。単に専用のストローを使って、シャボン玉を作るだけでも十分楽しかったのですが、もっと大きなものが作れる道具や、ガーゼを使って複数の細かい泡を作ったりと、アレンジの方法が色々あったのです。
平なものにつけて形を変えてみたり、シャボン玉同士をくっつけて『雪だるま』のようにしたりと、きりがありません。
中でも私の目に不思議に映ったのが『虹色』でした。これは何かと言うと、シャボン玉の表面に反射して映ったものが『虹色』になることです。これはとても綺麗で、とても幻想的だったのです。
自分の中にある何かが、いつかこの光景を『物語』などで表現できる日が来ればとの思いがきっとあったのでしょうね。
創作が上手く進まない……。そんな時、『もしも……』と、あてはめるだけ!
先ずは『試し読み』をどうぞ↓↓↓
抽出されたネタ
『シャボン玉』『虹色』『弾ける』
『弾ける』は、そもそもこの時のテーマだったので。結局のところ、私のイメージは『シャボン玉』だったのですね。
シャボン玉の表面に浮かぶ『虹色』これを上手く作品で表現出来ないものか? そんな思いがありました。長らく写真家を目指していた私にとって、『シャボン玉』と『写真』が繋がるのに時間を要しませんでした。
さて、問題はこの先です。単にシャボン玉の写真を撮るだけでは『物語』になりません。そこには『ドラマ』が必要なのです。オーソドックスですが『恋愛』。そうなれば『男女』の登場となる訳です。
『ショートショートの書き方』を、作家の視点で詳しく『超解説』‼
創作の開始地点
写真家を夢見る主人公の青年。彼の中にはかつて写真集で見た作品のイメージが焼き付いていて、そもそもそれが写真を撮り出したきっかけだった。
どうしても撮りたい『イメージ』。これを撮るには『協力者』の存在が必須だった。時間のかかりそうな撮影。それを頼めそうな人物は、別れた『元彼女』しか考えられなかった。
二つ返事で撮影に応じてくれた『元彼女』。しかし、実際の撮影は思ったようには進まない。そして、主人公がファインダーの中に見たものとは……。
ショートショート『虹色』の全文はこちら↓↓↓
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