ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

小説の書き方ブログ。ショートショート作家 R・ヒラサワが自身の作品を用いて詳しく解説。新作随時公開中!

(Recipeを超える創作の動機 #創作 #ヒント)創作の動機/Recipe

 

創作の動機/Recipe

 

ショートショートの創作プロセスを、その『動機』に絞って公開するものです。深くそれを知ることで、ご自身の創作時のヒントにして頂きたいと思います。
今回の作品は『Recipe』です。

ショートショート『Recipe』の全文はこちら↓↓↓

rhirasawanb.hatenablog.com

 

【CONTENTS】

 


過去の出来事

 

『料理』を作る時って、皆さん『レシピ』をご覧になると思うのですが、私は個人的に『マニュアル人間』なので、書いている内容を実に真面目に守ろうとしてしまう。そして、その結果が実際には『思わしくない』時が結構あって、これを妻に尋ねてみると「レシピ通りにするから駄目なのよ」との答え。「じゃあ、『レシピ』って何のためにあるの?」って言いたくなりますよね?
実はそう言う私も、レシピを全く使わないものが一つだけあって、それは『お好みソース』なんです。『お好み焼き』には子供の頃から『こだわりの味』と言うのがあって、色々試しましたが市販の商品ではいつも満足がいかない。色々調合するうちに、結局自分でソースは作る事になり、現在に至ります。
この時はちゃんと何度も味見をしながら整えるんですが、これが何故か『インスタントコーヒー』になると、全く上手くいかない。これまで何度かブログのネタや、作品の中に登場させていますが、コーヒーについては味見を繰り返すと、まるで味が分からなくなるんですね。だから、味見をしない。結果として不味いコーヒーが出来上がってしまうため、今ではちゃんと測りで調合しておいたものを、計量スプーンですくってコーヒーを作っています。これでやっと毎回同じ味を楽しむ事が出来ているんです。

 

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抽出されたネタ


【Recipe】【味の再現】【恋人の条件


先述のお話から、私にとっては『レシピって何なんだ』って事になったんですが、一応は『味の再現』って所に無理矢理落ち着かせて、細かい部分は作る人によるんだって事にしました。
それからもう一つ。古い言い方かもしれませんが、結婚式なんかで『新郎の胃袋を掴む』なんて表現があって、要は『料理上手な奥様』の事なんですが、男性にとっては実に有難いお話です。お家で美味しい料理が食べられる訳ですからね。
男性側の理想を聞いたときに『料理』の事を話す人も結構いて、勿論上手な方が有利ではあると思いますが、そんな事を考えていた時、たまたまドラマに出ていた人気のイケメン俳優さんを見ていて、私は勝手に『この人も何処かにギャップを抱えている』、なんて勝手に決めつけて考えてみたんです。
普段はカッコイイんだけど、周囲の人達が聞くと驚く様な『ギャップ』。こんな内容を作品にもりこんだら、面白いんじゃないかな、と思ったのが今回の流れです。

 

 

創作の開始地点

 

誰もが恋人にしたいと思う様なイケメン男性。周囲には既に恋人と友達の中間の様な女性達が複数いる。しかし、未だ彼には『本命』がいない。
長身のイケメンで、頭脳明晰、スポーツ万能と、非の打ち所がない彼には、外見のスマートさとは違って、独特な価値観があった。
周囲の女性たちは、その『価値観』を探るべく『我こそ本命』と自分磨きに力を注ぐのだが……。

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