面白い話と、そうでない話
例えば小学校の全校朝礼で、校長先生の話が淡々としていて、中には居眠りを始める生徒や貧血を起こして倒れる生徒が現れたりした時、それは先生の『話し方』に問題があるかもしれません。
後者は先生の話とは無関係かもしれませんが、とにかく話す人によって、相手の興味の持ち方には大きな変化が現れる事がありますと言う趣旨のお話なのです。
違いは何?
では、これらの違いは何でしょう?
私が考えるに、これはやはり『構成』に大きな問題があると考えています。
『構成』はエピソードのチョイスに始まり、その断面の切り取り方や、見せる順番であったり、『伏線の張り方』などと、かなり複雑な要素があるのです。
そして話を元に戻すと、朝礼の様に誰かの前で話をした時に、相手を退屈させずに上手く最後まで聞かせる事が出来る人は、意識しているかどうかは別として、話す時点でストーリーをしっかりと『構成』出来ているのです。
小説の世界では
小説の世界でも同様の事が起こります。
同じ『テーマ』で同じ『キャスト』が登場して、同じ様な『エピソード』を扱っても、読者に『読まれる作品』と『そうでない作品』に分かれてしまうパターンです。
確かに、この小説でのお話ですが、元になる要素の部分が魅力に欠けるものであれば、それ以前の問題なのですが、そこはクリア出来ている前提で、やはり起こってしまう現象尚です。
これらを解消する為に、多くの指南書では多くの作品を『読む』事を勧めていますが、これは確かに重要な事なのですが、そこから上手くテクニックを吸収できた人は良いのですが、それが出来ない人が多く存在するのではないかと私は考えています。要するに、ポイントの『押さえどころ』がつかめていないのでしょう。
無理もありません。それは多くの作家が、実は無意識にやっている場合があって、それに読者の方々が『気付けない』からなのです。
創作が上手く進まない……。そんな時、『もしも……』と、あてはめるだけ!
先ずは『試し読み』をどうぞ↓↓↓
次回発売の書籍について
冒頭でのお話、実は通じるところがあったので、『朝礼』から入りましたが、身近にいる人の中で、おそらく何人かは話の上手な方がおられるでしょう。どの程度本人が意識しているかは分かりませんが、ある時点からは自然にそういう方々は、上手く話せる『習慣』が身に付いているのです。
前回に発売しました書籍は、キンドル出版に切り替え後の十冊目でしたが、これはシリーズでのカウントをすると『創作技術シリーズ第四巻』にあたります。私の書籍は基本的に『作家脳シリーズ』開始以来、全巻は『五巻完結』で構成しています。
次に予定している『第五巻』は、『構成』についての指南書です。これまでの指南書にはない『詳しい解説』を意識しながら執筆にあたりたいと思っています。
前回は原稿執筆に最長の八か月を要してしまいましたが、今回の完成は全くの『未定』ですが、どうか気長におまちくださいませ。
創作し続ける『作家脳』をフル活用するための本!!
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