ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

小説の書き方ブログ。ショートショート作家 R・ヒラサワが自身の作品を用いて詳しく解説。新作随時公開中!

『タイトルから始める執筆手順』で創作したショートショート作品

 

『タイトルから始める執筆手順』で創作したショートショート作品

 

 

違和感のある記事の意味

 

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて突然何ですが、皆さんは2回前の記事である新作ショートショート『オウム返し』発表の時に、何か『違和感』を感じられなかったでしょうか?
実は、ショートショートの本文に入る前に『仕掛け』があったのですが、お気付きでしたか?

『テーマ』と答えられた方は『正解』です。
実はこの作品、『テーマ』と『内容』が合っていないのです。最初から順にご覧になった方は、『何故このテーマで、この物語?』とか『このタイトル変じゃね?』ってなったと思うのです。
この時のテーマは『別人』でした。そして、ショートショート作品のタイトルは『オウム返し』で、ここに『繋がり』が感じられません。

『どうしてこうなった?』よりも、『何故このままなのか?』ですよね。実はこれには『意味』があったのです。

 

『タイトル』をヒントに創作開始!ショートショート作家が創作手順を『全公開』‼

 

前回の記事で発表した新刊である『タイトルから始める執筆手順』の中に、前述の作品である『オウム返し』が掲載されているのですが、この指南書はその字の如く『タイトル先行』で物語を作る内容を解説したものです。この本の執筆中に、私は実際にその中にある解説の通りに、全く『白紙の状態』から作品を完成させる事を実践し、その過程をそのまま掲載したのです。

そして、今回の様に仮に用意したテーマから徐々にアイデアを練り上げてゆき、最終的に物語の方向性が変わった場合は、テーマを再度設定し直してから執筆を始めるのですが、今回は変化のあった過程もそのままにしたかったので、あえて新作ショートショートの発表時は元々のテーマのまま書く事にしたのです。

ちなみに、今回の新刊は発売からとても好評で、この記事を書いている段階では発売から半月ですが、既に多くの読者さんに読んでい頂いている状態で、電子書籍の販売数も伸びており、この本は『創作技術シリーズ』の第3巻なのですが、シリーズをまとめ買いしていただく場合もあって、先に発売した1巻と2巻も併せて部数が伸びています。

 

創作が上手く進まない……。そんな時、『もしも……』と、あてはめるだけ!

先ずは『試し読み』をどうぞ↓↓↓

ショートショートの書き方』を、作家の視点で詳しく『超解説』‼

 

 

本シリーズは全部で5巻を予定しており、現在第4巻の原稿を執筆中で、今年の3月から4月に発売出来るよう、計画中です。

既に小説を書いておられる方や、少し興味を持たれた方は、その創作方法の一つとして、是非ご一読を。

 

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