ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

小説の書き方ブログ。ショートショート作家 R・ヒラサワが自身の作品を用いて詳しく解説。新作随時公開中!

兼業作家の執筆作業の効率化術をご紹介!!

執筆が進まない人の為に、私の執筆現場をご紹介

 


現在、兼業作家である私は一般企業でも普通に仕事をしています。その為、労働時間は通常は8時間です。
私が出版社に原稿を送って審査に通過、その後『電子書籍』でデビューしたのは20年以上も前の話ですが、この時の原稿は直前まで勤めていた会社を退職し、求職活動中の半年間に書いたものです。実際に書籍となった文章量は『原稿用紙換算150枚』です。
現在の執筆に使える時間は通勤途中が殆どで、朝が10分程度と夕方が15分程度ですが、週の半分は夕方の時間が全く使えません。この様な環境の中での執筆作業ですが、これまでに出版した電子書籍は平均すると年に3冊ぐらいなので、執筆かかった期間は4ヶ月程度です。これを単純に計算すると、求職活動中に執筆に用意していたのは1日に8時間で、現在の16倍もあります。それにも関わらず、一冊の本を書きあげるのに1.5倍の時間がかかっており、全く時間に比例した執筆が進んでいなかった事になります。

これらの経験から、執筆とは単に『時間が長れば良い』と言うものではなく、特に重要なのは『間』です。要するに『書いていな時間』の事ですね。

現在の執筆は、一般企業への通勤途中が主ですのでその時間帯が大体同じですが、日により書けない場合もあります。そして、それ以外の『全く書けない時間』は、通勤による『移動』であったり企業内での『勤務中』だったりします。この中には『自動車の運転』もある為、ここまでに挙げた事柄には、全て『外部からの刺激』があるのです。それは景色の違い等による『視覚』や、知人や他人の会話等から受ける『聴覚』へのものです。
つまり、無理に物語を書こうとして長時間パソコンの前に座っていても、その時間内は外部からの『刺激』が殆ど無く、脳が活性化されない事によってアイデアが生まれにくく、執筆も進まないのではないかと私は考えています。

 

創作が上手く進まない……。そんな時、『もしも……』と、あてはめるだけ!

先ずは『試し読み』をどうぞ↓↓↓

 


特に一般企業への通勤を含めた一日の行動を思い返してみると、朝は自転車で駅まで行き、駅から電車に乗ります。道中は景色を見る事もありますし、電車の中では自分以外の人も居るので、他人の『会話』も耳にします。
また、企業内では同僚との会話もありますし、社外の人と会話する場合もあります。仕事で車に乗れば、その時の景色や店舗の看板など、ヒントになる事が山ほどあるのです。
そして私が出した結論として、執筆する時間はある程度短時間に限定しておき、それ以外の時間に関しては、それとは全く別の事をする。そうして色んな場所からの刺激を多く受けるのが良いのではないかと思います。
そしてもう一つは、ある程度何かをしながら思考を巡らせる事が出来るのであれば、執筆中にあった物語の構想やキャラクターなど、必要な事柄について考え時間に当てても良いのではないかと思います。そうする事で、実際に書いていない時間にもある程度『執筆の準備』が出来るのではないかと思うのです。

そして、この時に必ず準備しておく事が一つあって、それは実際の紙でもスマホでも良いのですが、『メモをとる』と言う事を忘れない事です。突然浮かんだアイデアは、一瞬にして忘れてしまう事もよくある事です。これほど勿体無い事はありませんので、アイデアを絶対に逃さない準備が必要です。

原稿を前に執筆が進まないと言う方は、是非お試しください。

 

『タイトル』をヒントに創作開始!ショートショート作家が創作手順を『全公開』‼

 

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