ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

小説の書き方ブログ。ショートショート作家 R・ヒラサワが自身の作品を用いて詳しく解説。新作随時公開中!

(小説投稿サイトでの読者動向)コラム/PVの重要性

 

コラム/PVの重要性

 

小説投稿サイト等でのPVについて、それが『収益』と無関係であった場合、それを重要視するかどうかは、それぞれの『作家』によりと思いますが、個人的には『重要』と考えており、今回はその効果についてお話ししたいと思います。

 

【CONTENTS】

 

出版社とセルフ

 

『作家』として『作品』を世に送り出す方法として、大きく出版社を『通す』か『否』かに分かれますが、私の場合デビュー時は『前者』で現在は『後者』となります。
結論から言うと、単に『収益』と言う点では、出版直後は圧倒的に『前者』が有利です。しかし、その後については『セルフ』の場合、宣伝を含めた『プロデュース』を自分で出来る為、後半での『伸び』は『作家次第』で、私の場合も後半は順調な『伸び』となっています。
『セルフ』の方法も様々ですが、中でも『Kindle』での『読み放題』である『Kindle Unlimited』では、前述の『PV』が重要な要素となっています。
Kindle Unlimited』は電子書籍を定額料金によって『読み放題』に出来るシステムですが、同時に手元に持てる作品数に『限り』があります。その為、多くの本を読みたい人は、手元にある本を順に読み終えて次の本を選ぶか、または途中で返却する事になります。
完全に読み終えた場合は問題ありませんが、途中で返却となった場合は、それまでに読まれたページ分しか『収益』になりません。一般的な書籍の場合『印税』と呼ばれる収益がありますが、これは字の如く紙の本では印刷した部数なのでその後に売れるか売れないかは問題ではなく、印刷した時点で『収益』が決まります。
電子書籍の場合は印刷ではなく『ダウンロード数』なので、こちらはその回数に応じて『印税』が支払われます。
問題は『Kindle Unlimited』の様なタイプで、こちらは例えば1ページだけ読んだ読者が本を返却した場合、『1ページ分』の収益だけとなるのです。

 

 

こちらは私の著書である『作家脳シリーズ』です。既にご好評いただいている
Vol.1は、常にAmazonランキング(文学理論カテゴリー)に登場する人気の書籍です。
シリーズ第二弾と第三弾であるVol.2、Vol.3は、Vol.1で作り上げた『作家脳』を更に『鍛え』、その作家脳を『持続させる』為の方法です。
様々なテクニックと、サンプルショートショートによる実践的な解説です。是非Vol.1と合わせてお読みいただければ、きっと貴方の『創作』の良き『パートナー』となるでしょう。
 
シリーズ第二弾

シリーズ第三弾

 

読みやすさは重要な要素

 

『小説』にせよ『ハウツー本』にせよ、『読みやすさ』は重要です。仮に読み始めた読者が本を返却した場合、1ページでも多く読んだ状態で返却された方が『収益』に繋がります。その事を考えると、やはりこれらはクリアした方が良い筈でですね。

以下は直近で一日に1000ページ以上読まれた日のデータです。

 

↓↓↓(四月九日、全七冊の著書の合計既読数が1422ページ/日)

 

↓↓↓(当日の『文学理論カテゴリーでのランキング結果の一部)

読者の動向

 

著者が確認出来るデータの中で、どの本がトータルでどのくらい読まれたかを見ることが出来ます。実際には何人の人が対象になっているかはわかりませんが、読まれた『総ページ数』から判断できる材料があります。それは、一冊あたりのページ数から、その本が『一冊以上読まれている』と言う事だけは確認が出来るのです。単純にある書籍の読まれたページの合計が総ページ数を上回っていた場合、最低二人以上の読者が居る事が分かります。

上の図は直近一日の既読ページ数のデータですが、現時点での著書七冊の合計ページ数で、著書毎のデータでは一冊未満と以上の物が混在していますが、同日に七冊が複数の読者に読まれた事が分かります。

一冊の本が全て読まれるのがベストですが、そこに達しない場合でも、出来る限り多く読まれる方が、その本の魅力を伝える事が出来ます。どれだけ優れた作品であったとしても、読者の目に触れなければ、良さを伝える事が出来ないのですから。

 

ショートショートの魅力

 

ショートショートは短いが故、物語としてのクオリティが低いと言った誤解を受ける事がある様ですが、決してそうではなく、むしろ私は『手法の宝庫』と考えています。限られた文字数の中でより良い作品になる様にと、テクニックを駆使した物語を読む事で、短時間でそれを習得する事が出来るのです。

特に『読みやすさ』と言う点で『構成』などはとても参考にして頂ける場合が多く、これらは『中編』や『長編』にも共通して活用する事が出来ます。

ショートショート最大のメリットは、作品全体を『把握』しやすい事で、『構成』の組み方は一目瞭然です。これらは『読みやすさ』にも大きく影響する部分ですので、是非ジャンル違いの方も『ショートショート作品』に多く触れ、『PVアップ』に繋がるヒントを得ていただければと思います。

 

 

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