ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

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(突拍子もないアイデアの誕生)コラム/周辺の困った人物の創作への活用方法

周辺の困った人物の創作への活用方法

 

兼業作家である私は、一般企業での仕事もある訳ですが、周辺人物が全て自分に協力的な訳ではなく、中には『妨害』や『企て』などもあって、時に『サスペンス劇場』なみの推理が必要になる場合もあって、かろうじて『命だけは狙われていない』程度の安心感しかありません。
でも、この様な環境は『創作現場』において『突拍子もないアイデア』を生み出すには『有効』かもしれませんね。

 

【CONTENTS】

 

持ち物を隠す


仕事中に会社を抜けて、営業等で外出中に自分のも持ち物が隠されている場合です。
そもそも『善人』である貴方は、きっとこの様な事をしようと思っても、その方法を思い付かないでしょう。しかし、周辺人物はそれをやってのけるのです。
さて、ここで『推理』です。貴方が外出中に、その人物はどうやって貴方の持ち物を隠し、それは何処にあるのか?
また、単独犯であればその他の周辺人物に犯行の様子を見られてはなりません。その場合、それが可能な時間帯はあったのか? これは犯行時刻の割り出しに有効な材料になりそうですね。それがある程度絞れれば、その『方法』や『隠し場所』なども、その『候補』が浮かんで来そうですね。

 

商品の『混入』や『持ち出し』


客先は納品するための商品に、本来入ってはいけない物を『混入』させる、或いは納品用に用意していた商品を『抜き出す』等です。例えば、この商品の準備作業をしていたのが全て貴方だった場合、これらの問題は貴方の『ミス』にカウントされてしまいますよね。これが『ライバル社員』であった場合、その人物にはある意味で『メリット』があるのです。これが犯罪現場における『犯行の動機』ですね。

 

事実無根の誤った情報を周囲に広める


ライバルは『事実とは異なる嘘の情報』を周囲に広め、貴方の評判を貶めようとします。本来それは『嘘』なのですが、事実の『一部だけ』や『誤解を招く表現』によって、『情報を操作』します。
善人である貴方には、こんなテクニックはありません。一体どうやって周囲の人達を信じ込ませるのか、とても興味深いですね。


まとめ


日常生活において、一人でも自分の周辺に人がいた場合、違った考え方を持っているのが普通です。例えばそれが『職場』であった場合、本来は『協力関係』にあるべきなのですが、実際にはそうならない事も結構あるものです。
今回の例の様に、極端な『妨害行為』を受けた人もいる事でしょうし、もっと酷い環境が存在するのも事実です。
そして、そうした環境に対して困惑したりストレスを感じるだけでなく、私の様に『創作』をしている方であれば、是非とも『ネタ』に活用して頂きたいと思っています。
ストレスも『考え方』や『活用方法』によっては、時に『嫌な事』から『面白いネタ』に変化させる事も可能です。普段から色んな方面に『興味』を持って、様々な『視点』から物事を見る目を養っておけば、創作現場でのバリエーションは、もっと増やす事が出来るでしょう。

 

 

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