小説キャラクターの作り方(後編)
【CONTENTS】
小説におけるキャラクター作りですが、前編でお話しした通り、私は普段自分が知っている有名人や知人をベースにし、更にアレンジしてキャラクターを作っています。
有名人をベースにした実際の作品例
【R・ヒラサワ『ハロウィンの夜】のベテラン刑事
柄本明さん
真面目な『ベテラン刑事』の役も似合いますし、問題の『オチ』の時、微妙な笑顔と共にネタバレになると最高に面白いのではないかと思います。
ちょっとしたイタズラ心を持ってらっしゃる様な雰囲気がぴったりでした。
【R・ヒラサワ『あとがき』】の著者
中尾彬さん
あとがきを書いている最中のイメージは、ベテラン作家のような貫禄のある、中尾彬さんを想像して書かせていただきました。
オチについても、中尾彬さんがバラエティ番組などで見せるひょうきんな部分、オチでの落差がぴったりでした。
【R・ヒラサワ『スミレ先輩』】のスミレさん
天海祐希さん
★この作品の創作プロセスは、まだ公開されていません。
「理想の上司」や「かっこいい女性」と言えば、やはりこの方。今回は上司ではなく先輩ですが、機械類の操作も含め、男性社員も太刀打ち出来ない程の仕事ぶり。この方なら出来そうです。
しかしながら、ちょっぴり乙女な面も持っておられそうで、今回のイメージにはピッタリの方でした。
キャラクター作りは、何編も物語を書いていると、キャラクター同士が似てしまう場合があります。
特にショートショートは文字数が少ない為、作品集などにまとめると、沢山のアイデアやキャラクターを一度に公開する事になります。
そうなると、必然的にそれら多数用意する必要があります。その中で、いかに上手く変化をつける事が出来るかが、書き手の腕の見せ所となる訳です。
ご自身で頑張るのも大事なことですが、ヒントとなる書籍も沢山ありますので、色んな方面から情報収集して、新しい作品やキャラクターを生み出しましょう。
そして余談ですが、キャラクターによっては、書き手の方がそこに反映されるのも、よくある現象です。
これも無理に敬遠したり、変なアレンジを加えるのではなく、一つの個性として大事にキャラクターを育てるのも面白いでしょう。
『この作家の作品に登場するキャラクターは、こういった特徴がある』といった事も、上手くいけば読者に好まれる要素になるかもしれませんし、シリーズものとしての、同一キャラクターを登場させるのもありかと思います。
kindle unlimitedで1日に1000頁以上読まれた人気の指南書です。
性格のタイプ例
(真面目↔︎いい加減)
(責任感が強い↔︎無責任)
(忍耐強い↔︎挫折しやすい)
(神経質↔︎無神経)
(細かい↔︎大雑把)
(決断力あり↔︎優柔不断)
(臨機応変↔︎融通がきかない)
(順応↔︎マイペース)
(慎重↔︎大胆)
(社交型↔︎内向型)
(おおらか↔︎無表情)
(おしゃべり↔︎無口)
など
次回は、ショートショート『あなろぐ』の創作プロセス公開です。
創作が上手く進まない……。そんな時、『もしも……』と、あてはめるだけ!
先ずは『試し読み』をどうぞ↓↓↓
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