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(小説の書き方の基本を公開)コラム/実話とのリンク(後編)

コラム/実話とのリンク(後編)

 
『フィクション』は『創作』によるお話ですが、個人的には『創作』する上での『材料』は『実話』に基づく物がある程度含まれるのではないかと思います。

今回は、特にその要素が多かった作品を元に解説したいと思います。

今回の題材、ショートショート『白い壁』の全文はこちら↓↓↓

rhirasawanb.hatenablog.com

 

 

 【CONTENTS】

 

 

 

住居

 

実際に住んでいた家の構造を、一部使っています。トイレに向かう壁が異常に白く、正直なところ不気味でした。

 

『家』に限らず、普段の生活環境の中、何かしら違和感のある物って、きっとある筈です。無いと思われた方は、見慣れた環境の中で、見逃してはいませんか?

何故この『場所?』『色?』『形?』一見普通な事でも『変だ』と決めつけて、思考を巡らすのもいいかもしれません。


登場人物1(主人公)

 

子供の頃の私が、ある程度入っています。気が弱く、小学一年生ぐらいの頃はトイレが怖かった記憶があります。


作家の多くは、作中の人物に自分の一部を投影しがちです。私も例外ではなく、公表していないだけで、実は色んな部分に出てしまっています。

自分であったり知人であったりと、モデルとなる人物が居た方が、その思考や行動パターンを決めやすく、特に自分と正反対の思考を持つ知人が居ると、意外性のある展開へ進みやすくなるでしょう。

 

 

 

登場人物2(担任教師)

 

担任教師が怪談を話したのは事実ですが、その教師は女性で、勿論犯罪には関わっていません。


こちらも知人のパターンですが、『1』との違いは『知人だが知らない部分が多い』という事です。つまり、その人の思考や行動の部分の多くが推測によるものだという事です。普段は真面目そうな教師。しかし、実は裏で、想像もつかないような悪いことをしているかもしれない、と言う妄想ですね。

 

 

 

 

エピソード1(教師の怪談)

 

実際は女性教師が怪談を始め、タイトルも『白い壁』でした。『人柱』『声がする』辺りも出てきたと思います。


私が知る女性教師は、実際に授業が進んだある日、突然会談を始めました。その語りはリアルと言うよりも、人々を怖がらせると言う意味では、とても上手だったと思います。しかし、これは多くの女子生徒を敵に回してしまう結果となった訳です。

 

 

 

エピソード2(トイレが怖くなった)

 

これも事実ですね。怪談を聞いてから『白い壁』が見れなくなりました。教師を恨みましたね。

 
心理的』な何かの経験。これは、登場人物の内面描写の際に有効です。自身の体験の中で、何かしら心理的に作用した経験。これは単独でもいいでしょうし、幾つかの経験を組み合わせても面白いでしょう。そうする事で、『その思い』に至る原因は何か? との方向で考える事によって新たなアイデアに繋がるでしょう。

 

 

 

エピソード3(事件)

 

これは勿論、創作です。女性教師を男性にした時、どんな展開が生まれるか? 今回は、それが起点になっています。


日常生活の中で、大きな事件に遭遇する事は滅多にないと思いますが、実際に『遭遇した』想定で考える事はアイデアに繋がるでしょう。

その時、自分なら『どんな感情』『どんな行動』になるか。被害者側なら、何となく想像が出来そうですよね? でも、加害者側は、難しいと思います。


加害者側の心理として『犯罪心理学』や『プロファイル』に関する書籍も有効です。『共感』は出来なくても『理解』はある程度可能かと思います。

 

犯罪心理やプロファイルに関する書籍

 

犯罪心理を学ぶ上で、私がオススメしたい本です。こちらは実際の凶悪犯罪の事例を用いて、プロファイリング等々とても興味深い内容です。ご興味のある方は一読を。

 

 

 

次回は、ショートショート鍋奉行』の創作プロセス公開です。

 

 

 

 

 

 

 

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