ネタの収集(後編)
毎日違った生活をしている人でない限り、多くの人はよく似たパターンの生活を繰り返していると思います。刺激が少なければアイデアも生まれにくく、結果ネタ作りに影響が出るのではないでしょうか。
私は時々ですが、習慣化してしまった生活に変化をつける為に行なっている事があり、今回はそれをご紹介したいと思います。大した事ではありませんが、少しでもネタ作りに役立てていただければと思います。
【CONTENTS】
テレビ
●公共の場所である病院の待合室など、普段選局しない放送が流れていたら、それを積極的に観る
●自宅のテレビの電源を入れた時、普段選局しない番組が映っていたら、そのまま観る
ニュースにせよ、ドラマにせよ、コマーシャルにせよ、普段観ているものはすっかり馴染んでしまって刺激が少なくなっています。いつものチャンネルに戻すのではなく、そのまましばらく観てみましょう。新しい刺激がある筈です。
ラジオ
●車での移動中は、積極的にラジオを聴く
●普段FMを聴いている人はAMと言う様に、普段とは逆の局側を聴いてみる
●複数の人が使っているラジオの場合は、すでに選曲されている放送局をそのまま聴いてみる
比較的、音楽が多い『FM局』と、トークが多めな『AM局』。それぞれ反対側の放送局を聴いてみる事で、意外な発見などのチャンスが増える筈です。
新聞
●三面記事の事件などで新聞に書かれていない部分について、自分なりに背景を考えてみる
●同様の事件で別のパターンが考えられないか、案を出してみる
新聞は紙面が限られた中で多くの記事が書かれています。その多くは要約して書かれた文章ばかりですので、当然省略されている箇所が複数あります。その欠けた部分を自分で埋めてみる事で、色々な想像できる範囲が広がるでしょう。
折り込みチラシ
●求人のチラシはいろんな企業の募集内容を見てみる。どんな仕事があり、どういった内容で募集されているのかなど。
●その日のチラシで最も目立ったものを探す。なぜ最も目立っていたのか。それはデザインか、それともキャッチコピーか、他の要素か。
物語を書く上で、様々な職業を用意する場面も出てきます。また、職業がベースになって話が展開する場合も多くあります。
強力なチラシもアイデアのヒントになります。創意工夫されたデザインの中にもアイデアが詰まっている筈です。
ストレスシート
これは私が日常生活の中で、何かストレスを感じた時に、スマートフォンのメモアプリ等に、その内容を簡単に書き留めているものです。
実際にあった出来事を、角度を変えてみる事によって新しいネタが生まれます。
かつてこのブログで、何度か記事として書かせていただいています。個人的にはかなり有効な方法だと感じていますし、実際に出来上がったネタもここ最近ではこの方法がかなり多いように思います。
何かのアイデアから、ちゃんとしたネタ、小説で言うならば物語として成立させる場合の過程として、今回ストレスシートを取り上げていますが、これは他の方法にも応用できる手法だと思います。
『ストレスシート』に関する記事はこちら↓↓↓
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次回は、ショートショート『私の庭』の創作プロセス公開です。
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